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ブログ・鈴木 邦成
イコールパートナーシップの構築
2010年7月9日
欧州の熱波など
地球温暖化の影響か、欧米諸国の中には熱波に襲われている国が多いようです。
日本も例年より台風が少ないなど、気象異常を感じずにはいられません。
悲鳴を上げる地球をこのままにしておいて大丈夫なのでしょうか?
荷主企業と物流事業者
物流企業での実務経験豊富な人材を荷主企業が求める傾向が出てきているという声を最近、よく耳にします。
荷主企業が物流事業者との関係を重視し始め、それを自らのロジスティクス戦略に反映させるという傾向が出てきたことが大きく影響しているように思えます。
ロジスティクス戦略を荷主企業、物流事業者の双方向からの目線で巨視的にとらえていくことが今後、ますます重視されてくるように思えます。ある意味で物流領域の業際化が進んできたともいえるかもしれません。
さらにいえば、ここにきてクラウドコンピューティングの普及にアクセルがかかり始めている状況などを考えると、荷主企業と物流事業者をより緊密にリンクさせるツールとしてITのさらなる活用も念頭に置いておきたいところでしょう。
荷主企業と物流事業者が真の意味でウィン‐ウィンのイコールパートナーシップを構築を実現できる時代が遠からぬ未来に到来するように感じられてなりません。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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