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ブログ・鈴木 邦成
ロジスティクス戦略のレクチャー
2010年7月29日
お盆休みを前に
お盆休み前に「いろいろと、取り組み中の仕事の区切りをつけて おきたい」という方が多いのではないでしょうか?
夏バテに気をつけながら頑張りたいところです。
中立的なロジスティクスレクチャー
中堅規模の荷主企業の経営者と話していると、「物流・ロジスティクスが重要ということはわかってきたが、具体的にどのような処方箋でどのような効果があるのか実感できない」という声に時々、出くわします。
物流改善について、「とにかくコストダウンを図らなければ」といった程度の認識しかないと、物流企業のせっかくの良い提案も耳に入らないことになります。
特に拠点集約など、トップマネジメントが大きく関わる意思決定については大学の研究者などから事前に中立的なレクチャーを得ておくことも必要なように思えます。
何かしらの企業色がついている場合、どうしてもビジネス的な視点からのアドバイスが増えてしまうので、荷主企業の経営者の中には「はたしてそのアドバイスを信じていいのだろうか」という気持ちが少なからず出てくる可能性があるからです。
それゆえ、コンサルティングとは別の角度からのロジスティクスについてのベーシックなレクチャーを大学などの研究機関の研究者、学者が提供できる産学一体の仕組みづくりが必要な時代が来ているように思われます。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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