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ブログ・鈴木 邦成
物流センターとブロークンウィンドウ理論
2011年1月18日
風邪への注意
インフルエンザも含めて、風邪が流行っています。
風邪のときに無理をして働くと、本人の健康に負担がかかるのみならず、周囲にも多大な迷惑をかける恐れも出てきます。
早めの休息、治療が、結局、組織全体にとってのプラスに働くことになるわけです。
無理をして働く人がいれば、その人から他の人に感染するリスクも高まることになるのです。
自らの健康だけでなく、周囲への影響にも配慮したいところです。
ブロークンウィンドウ理論
窓ガラスが一枚割れていると、「どうせ割れているのだから」という理由で他の窓ガラスも割られたり、割れていても放置されることになり、その結果、最後には多くの窓ガラスが割れてしまうといいます。
駅前の自転車の不法駐輪なども「一台くらいなら」と思っているうちに、あちこち自転車だらけになってしまうということがあります。
物流センターにおいても、こうした「ブロークンウィンドウ理論」が当てはまります。
一部の整理整頓が行われていないことが、次第に広がり、最後はセンター全体の整理整頓がお座なりになってしまうといったケースです。
わずかな隙が大きなマイナスを引き起こすことを十分に警戒しなければならないというわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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