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ブログ・鈴木 邦成
荷主企業における「物流」の位置付け
2011年2月14日
バレンタインデーのチョコ
バレンタインデーになるとチョコレートの話題一色になります。
毎年、さまざまなチョコレートが販売されていますし、年々、豪華になっていくように思えます。
CLOの役割と「物流本部」
エドワード・フレーゼル博士の『サプライチェーン・ロジスティクス』(邦訳:白桃書房)には荷主企業はCLO(チーフロジスティクスオフィサー)、またはロジスティクス担当副社長というポジションを設ける必要があることが力説されています。
フレーゼル博士によると、CLOは顧客レスポンス、サプライ(在庫プランニング及び仕入れ調達)、物流、ロジスティクスプランニングを直接、統括するとされています。
日本企業では、営業本部、販売本部、生産本部などという部署名はよく聞きますが、物流部、あるいはロジスティクス部という部署名はあっても、物流本部、あるいはサプライチェーン統括本部といった名称を持つ企業は少ないように思えます。
今後は物流起点の企業経営が求められる時代となることは明らかです。
多くの荷主企業の物流に対する意識がより高まることに期待したいところです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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