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ブログ・鈴木 邦成
グローバルサプライチェーンの前提
2011年5月9日
早くも夏の気配
大型連休が終わったばかりなのに夏の到来を感じさせるような暑さがやってくる気配です。
早くもクールビズの導入を始めた企業もあるようです。
実際、街中のビジネスマンの姿はノーネクタイも少なくないようです。
グローバルサプライチェーンの前提
当然のことながら経済のグローバル化が発展すればするほど、世界貿易の規模も大きくなります。
そしてそれにしたがって、国際物流の重要性も高まってきます。
国際分業制度が確立されている現代社会では消費者は必要な商品を自分で生産するわけではありません。
そして近年はそれがワールドワイドで進んでいます。
同時に世界規模での生産者と消費者の情報共有の徹底も進めていかなければなりません。
生産者がいつ、どこで、どのように製品を生産するかという情報をユーザーである輸入者もリアルタイムで知っていることが求められるようになっているのです。
さらにいえば経済のグローバル化の流れのなかで在庫削減を世界的な視点で考えるという傾向も強まっています。
あわせてウエブを活用してのグローバル在庫管理システムの構築なども推進しています。
人件費も保管費も高い地域での在庫保有を可能な限り避け、グローバル在庫を効率的に保有する方策を考える必要があるわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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