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ブログ・鈴木 邦成
積卸し作業のポイント
2011年10月28日
日本企業の海外リスク
タイの洪水で日本企業が少なからぬ打撃を受けています。
たいへん心配な状況ですが、同時にリスクヘッジの取り方も考えさせられます。
積卸し作業指揮者の選任
トラックなどの貨物自動車への荷(100Kg以上)の積卸し作業を行うときは、積卸し作業指揮者を選任しなければなりません。
作業指揮者は作業計画に基づき作業の指揮を行います。(労働安全衛生規則第151条の70など)積み卸し作業を安全に行うために各県のトラック協会陸上貨物運送事業労働災害防止協会の支部などで行われる積み卸し作業指揮者講習を受けます。
講習では、積卸し作業に関する基本的な知識、災害の発生のしくみや状況、作業指揮者としての心構えなどを学びます。
またトラック、フォークリフトなどの貨物自動車、坑内運搬車、さらには使用器具、工具、ロープ、作業服、防護服などの使い方と、それをふまえたうえでの異常時に対する対応についても解説を聞きます。
たとえばトラックドライバーが荷台に乗って積み下ろし作業をする場合、「不安定な荷台には乗らず、できるだけ地上での作業をする」といったことをきちんと守るようにします。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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