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ブログ・鈴木 邦成
物流におけるムダ
2013年7月15日
物流における「ムダ」について、考えてみましょう。
輸送・運搬のムダ
横持ちや縦持ちが多くなったり、輸送距離が必要以上に長くなっていたりすれば、物流効率は低下します。
「それぞれの輸送・運搬がどのような意味を持つのか」、「戦略的に本当に必要な輸送や運搬なのか」といったことを先入観に捉われず、チェックし、可能な限りなくしていく努力が必要です。
動作のムダ・待ち時間のムダ
物流現場内の移動距離が必要以上に長くなれば、作業時間が長くなります。
積み替えや仮り置きが多くなったり、庫内の整理整頓がきちんと行われていなかったりすれば、物品を探す手間や時間がかかります。
エレベータの待ち時間などが多くなることも残業を増やしたり、作業の流れを中断したりすることになり、物流効率化の阻害要因となります。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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