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運送会社
ダイワ運輸 小径のワイドタイヤを採用、国内初
2019年3月15日
【兵庫】ダイワ運輸(木村泰文社長、神戸市西区)が中低床の大型トラックを対象に現在、小径のワイドシングルタイヤの採用を始めている。同社は平成25年からトレーラおよび、標準的な高床タイプの大型トラックにワイドシングルタイヤ「Xone」(日本ミシュラン)を装着しているが、容積の大きなボディーが架装された中低床トラックに対応するサイズのタイヤを導入することで燃費や、最大積載量の面など実証済みのメリットをさらに広げることになりそうだ。
昨年末から取り付け始めたワイドシングルのサイズは「445/50R22.5」で、これまでトレーラなどに使用してきたタイプ(455/55R22.5)に比べて小径。荷台の容積を大きくするためにタイヤを小さくする格好の4軸低床車などは、タイヤの本数が増えることに加えて燃費、廃タイヤなどコストと環境の両面でトラック事業者に負担増のイメージがあるのは確か。しかし、小径のワイドシングルを装着することで課題が一転、すでにトレーラや高床トラックで積み上げている効果が期待される。
同社はⅩoneの採用本数で国内トップの立場にあるが、今回の小径ワイドシングルも国内初の導入となった。「当面は大型トラック10台分を確保しており、順次、取り付け作業を進めている」(木村社長)と話している。
◎関連リンク→ ダイワ運輸株式会社
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