-
製品・IT
ZMP キャリロの重量版、可搬重量が2倍に
2019年8月30日
ZMP(東京都文京区)は7月24日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」の「AD(自律移動モデル)」の重量版として、「同AD+(プラス)」を発表、同日から受注を開始。
最大積載150kg・牽引300kgだった従来の同ADが、同200kg・同600kgとなり、最大可搬重量が800kgと今までの2倍以上となった。
また、従来のハンドルが搭載された「台車タイプ」と、ハンドルを取り外してパレット台車の下に潜り込んで搬送する「パレット積載タイプ」の両タイプを同時にリリース。後者のタイプでは、自動でパレット台車を切り離す機能と、フォークリフトに乗った状態でタブレット操作ができるリモートコントロール機能を新たに搭載している。
本体重量は55kg。最大速度は時速3km(自律移動モード時)。2時間半の充電で、8時間稼働する。
価格は、5年リースで台車タイプが月額7万3000円(税別)、パレット積載タイプが同8万2000円(同)。記者発表会で登壇したCarriRo事業部長の笠置泰孝氏は、「フォークの代わりにパレット搬送が可能になり、フォークの台数削減とオペレーターの省人化を実現する」と説明。「今年12月から出荷を開始するが、来年は数百台の受注を見込む」とした。
◎関連リンク→ 株式会社ZMP
関連記事
-
-
-
-
「製品・IT」の 月別記事一覧
-
「製品・IT」の新着記事
-
物流メルマガ