主人は本当に変わりました。いまはどんな小さな出来事や、心に思っていることも、みんな話してくれます。他人の痛みもわかります。価値観も変わりました。主人のいまのたのしみは月に一度、八起会の勉強会に出席し、会長や会員のみなさんに会えることのようです。主人によれば、八起会にはいまでも自分たちと同じような人たちが入会されてくるそうです。会長はその方たちにも、私たちと同じようにお世話なさっているそうです。その姿勢には本当に頭の下がる思いでいっぱいです。

　私たちはいまはすこし気持ちにゆとりが生まれました。もちろんお金に余裕はありませんし、将来の人生設計ができているわけでもありません。でも「幸せ」を感じることはできます。こうして毎日、主人とともに生きている幸せを感じます。もちろん辛いこともあります。大変なこともあります。でも、生きる幸せのほうが大きいのです。それを教えてくださったのは八起会です。
　11年前、かばん一つで夜逃げしてきた私たちが、いまこうして幸せを感じることができるなんて、想像もできませんでした。あのとき、会長に出会えていなかったら、おそらく主人も立ち直っていなかったでしょう。私たち夫婦も崩壊していたと思います。こんなに見事に主人を再生してくださった会長、八起会に深く深く感謝申し上げます。
　この30年間、本当にご苦労さまでした。まだまだ倒産や自殺はあとを絶たないと思いますが、会長の活動はどんな政治家よりも、どんな評論家よりも立派で、誰にも真似のできないことです。まだまだ会長のお力が必要かと思います。どうかお体をご自愛なされながら、世の中のためにさらなるご尽力をお願い申し上げます。