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ブログ・高橋 久美子
第75回:答えは○曜日です
2011年8月17日
お客は忙しい。あなたが書いたセールスレターを読んでくれない。その、読んでもらえないセールスレターが読まれる可能性を1%上げるためのノウハウ。今日は、その中のひとつを紹介しますので、覚えて活用してくださいね。
今日、お伝えするのは、「発送の曜日」です。一週間のうち、何曜日に出すのが、一番反応がいいのか?これは、まったく同じ条件で、同じ内容のものを、全ての曜日で「テスト」したデータがあります。
その結果、メール便でセールスレターを発送する場合は、「月曜日に発送」したものが、ダントツに反応が高かったのです。同じものでも金曜日や木曜日の発送では反応率は半分以下に落ちます。もちろん土曜日発送もダメです。発送の曜日の違いだけで、結果が違ってくるのですから、覚えておいたほうが絶対に得ですよね。
こういう話をすると、必ず「どうしてなんですか?」という質問をしてくる人がいるのですが、「クラフト封筒」と同様に、私には分かりません。ただ、そういうデータが出ているというのが事実なのですから、あれこれ理由を考えるよりも、そのまま実践してみるほうが得だと思います。
ただ、このデータ結果に関わらず土曜日や金曜日の発送は、やはり避けたほうが無難だと思います。理由は、通常の荷主企業が休日の時に届いてしまう可能性が高いからです。例えば、土日の間に雨が降った時、ポストの形や場所によっては、封筒が雨ざらしになってしまう可能性もあります。雨に濡れてインクがにじんでしまったら、それだけで、もう読まれる確率は、かなり低くなることが予想できますよね。
あなたが、次回セールスレターを発送する際には、ぜひ月曜日に発送するようにしてください。
ちなみに、「FAX DM」の送信は、火曜日の11時〜13時が、一番反応が高いという結果が出ています。
このように、すぐに実践に取り入れられるノウハウは、本当に使わないと損だと思います。あなたもぜひ活用していくようにしてくださいね。そして、実践結果を、ぜひ私に報告してください。待っています。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
http://www.handlecover.com/kaizen/この記事へのコメント
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筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
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