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ブログ・船井総研ロジ
第169回:セミナーは共創がポイント
2012年11月6日
前回、セミナーとは「問題解決の方法を提案する場」と書きましたが、その中で重要な考え方として「共創」というキーワードが挙げられます。つまり、お客様と一緒に未来を創っていくということです。ですので、自社のサービスを使って、どのようにその会社の夢を描けるかということをセミナーに盛り込まなくてはなりません。
通販物流の場合、ポイントは物流を使ってマーケティング力強化(売り上げアップ)をするということです。ネットショップ経営者はコスト削減よりも、いかにして売り上げを上げるのか悩んでいますし、興味を持っています。
つまり、アウトソーシングする理由も、コスト削減よりも、売り上げをもっと伸ばしていくために依頼するケースの方が多いのです。もちろんコスト削減は大事ですが、その提案だけでは明るい未来が見えないでしょう。売り上げアップという切り口の構成をすることで共創、つまりパートナーとしての地位を確立するのです。
最近、お付き合いのある企業様で実施したケースでは、FAX─DM(約1000部送信)で集客したのですが、DM送信代1万円、会場・設備代1万5000円、テキスト印刷代や交通費などの雑費で5000円とわずか3万円でセミナーを開催しました。集客は15人でしたので、一人当たりわずか2000円で見込み客と出会えたことになります。
これが、自社の社内セミナールームや会議室を使用できるのであれば、さらにコストをかけずに開催することも可能です。セミナー開催の準備や負担は大変かもしれませんが、他の販促手法と比べても、費用対効果も良いと言えるでしょう。
(株式会社船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年12月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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