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    DHL アジア太平洋地区での輸送力を強化

    2005年7月20日

     
     
     

     ディー・エイチ・エル(DHL)はこのほど、アジアでの国際航空貨物のエクスプレス輸送の急成長に対応するため、香港—上海間での搭載力を拡大。これまでドラゴンエアのA300B4型機で週5便運航していた香港—上海便を、キャセイパシフィック航空との合弁会社であるエアホンコンのエアバスA300—600F型機での輸送に変更。積載能力を従来から約35%増加させた。
      同社は昨年6月に搭載力増加を行っており、今回が2回目となる。
     輸送力の強化について、DHL Express中国・韓国担当プレジデントのジェリー・シュー氏は、「2004年には対前年比で50—60%と、この数年間、中国で驚くべき成長を遂げており、アジア太平洋地区での成長の原動力となっている。今回のサービス強化によって、当社はアジアのハブであるセントラル・アジア・ハブ(香港)を拠点に、中国から、また中国へ貨物を輸出入する顧客の貨物増加に対応することができるようになる」と述べている。
     また、同社では、北京—香港間、上海とアメリカのハブのシンシナティ、ロサンゼルスに繋ぐ上海—アンカレジ間での夜間直行便の利用を開始。日本—北京間の輸送の迅速化に繋がる北京—香港間のスピード化を図るとともに、アメリカ向け貨物では、集荷時刻の延長や配達日数の1日短縮といったメリットを顧客に提供できるようになった。

     
     
     
     
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