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物流ニュース
日本電子、日産ディーゼル キャパシタ事業で提携
2006年6月15日
日本電子と、同社がキャパシタ(電池に代わる蓄電装置)事業を目的とし4月に設立したアドバンスト・キャパシタ・テクノロジーズ(ACT)と日産ディーゼル工業はこのほど、キャパシタ事業で提携していくことで合意したと発表。
日本電子及びACT社では大容量キャパシタの事業化に向けて幅広く検討し、第一ターゲット市場をハイブリッド車等自動車市場に定めたうえで、事業パートナーの選定を進めてきた。その結果、セル及びモジュールに関する実用化技術、量産ノウハウを高く評価し、日産ディーゼルを最適な事業パートナーと判断。
一方、日産ディーゼルは今後さらなる普及が見込まれる国内外のハイブリッド車や他産業の環境・省エネルギー機器への販売等、この分野での事業拡大を視野に入れ検討を進めていたが、日本電子、ACT社の大容量キャパシタ技術を基にした事業協力が最適と判断し、3社の合意に至った。
共同開発では、ハイブリッド車用など比較的出力密度を重視したキャパシタと、蓄電池代替などエネルギー密度を重視したキャパシタの二種類の実用型大容量キャパシタおよび、電圧制御手法を含めたモジュールシステムの開発を目指す。年内を目標として、実用化商品のサンプル提供・量産化・共同事業の運営形態等に関し、詳細を詰めるとしている。 -
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