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    ニチレイロジ 子会社キョクレイの山下物流センターを建て替え

    2006年10月16日

     
     
     

     ニチレイロジグループ本社はこのほど、神奈川県内で低温物流事業を展開する子会社のキョクレイ(埜田一雄社長、横浜市鶴見区)の山下物流センター(同中区)を建て替えると発表。
     新センター完成時には保管能力は現在の約2倍の2万3000トンになる。工事費用は約35億円。
     キョクレイは果汁原料や乳製品原料の輸入品を中心に保管業務を行っており、山下物流センターを横浜地区での主力センターとして位置付けていたが、設備の老朽化と保管能力不足が課題となっていた。
     また、現在、乳業各社のチーズ増産計画が進行。キョクレイの主要取扱品目が乳製品原料(チーズ)であることから、保管能力や熟成コントロール機能の整備が急務となっていた。
     なお、建て替え工事は2期に分けて実施し、第1期は従来設備を一部残した上での増設、第2期では従来設備の取り壊しと更なる増設工事を行う。
     第一期は2007年1月に工事を開始し、2008年3月の稼働開始を予定。第二期は2008年4月に着工し、2009年6月の稼働開始を予定している。
     同社では、「今回の設備能力の増強で、キョクレイの強みである輸入チーズと輸入果汁の取り扱いの強化を図っていく」としている。
    ◎関連リンク→ニチレイ

     
     
     
     
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