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物流ニュース
米国日本通運 シカゴ・オヘア国際空港隣接地に自社施設
2008年2月20日
米国日本通運はこのほど、シカゴ・オヘア国際空港隣接地に自社施設を建設し、シカゴ航空貨物支店を移転した。
新拠点は、上屋面積を従来比で約35%増の約1万1,000平方mに拡大。また、倉庫施設のセキュリティ認証の「TAPA」についても旧施設同様に取得を目指しており、クラスAに準拠して設計している。
アメリカ中西部地区には、自動車産業や関連部品メーカーなどが集中。このため、同社では航空貨物の取り扱いだけでなく、米国内の輸送や海上貨物を含むDC業務などの総合物流事業の拡大を視野に入れ、自社施設化と大型化を図った。
同支店では、中西部各州の自社拠点にデイリーでシャトルトラックを運行。輸入航空貨物を空港到着の翌日に各地に届ける「MTA(Midwest Time Advantage)サービス」を提供するなど、同地区の航空貨物ゲートウェイとしての役割を担っている。
同社では、「大型拠点による効率性と徹底したセキュリティ管理、24時間の稼動体制で、航空貨物の高品質化を実現すると共に、陸海空の総合物流サービスを提供していく」としている。
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