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物流ニュース
大阪・南港地区 パトロール強化で夜間の駐車激減
2008年7月4日
大阪・南港地区で、事業用トラック・トレーラによる夜間の違法駐車が減少しているようだ。同地区はトラックターミナルや海コンヤード、カーフェリーターミナルなどが密集し、物流拠点として整備されている地域。夜間になると違法駐車が横行し、関係者も頭を抱えていた。
同地域に本社を構える運送会社は、「夜間になると、トレーラ海上コンテナのシャシーが無造作に切り離され、車庫代わりに公道を使用している。地元の事業者も通行に支障をきたすことから、警察に取り締まりを要請していた」という。ところが最近、「車庫代わりに使われていた道路でトレーラシャシーやトラックが一台もなくなった」と驚く。
また、南港を管轄し、夜間パトロールなどを定期的に行う大ト協の南大阪支部(澤田時雄支部長)でも、夜間の違法駐車が減少していることを理事会で報告。同地区は昨年から、これまで同支部だけで夜間パトロールを行ってきたが、大ト協海コン部会(吉川公滋部会長)による夜間パトロールも実施され、また、大阪市港湾局、労働組合なども夜間パトロールに協力。
さらに近畿運輸局による夜間パト、住之江警察の取り締まり強化などで、同地区の夜間違法駐車は減少しているようだ。同部会に所属する運送事業者は、「徹底した監視で警告ならびに警察や運輸局への通報などを行ってきた。さらに、地元支部や行政、労働組合との取り締まり、監視などで夜間違法駐車が激減したのでは」と、成果に喜ぶ。(佐藤弘行) -
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