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物流ニュース
バンテック ICタグ活用「作業状況モニターシステム」導入進める
2008年8月8日
バンテック(山田敏晴社長、横浜市)とグループ会社のLitiR&D(森戸宏社長、札幌市)はこのほど、ICタグを活用した「作業状況モニターシステム」を開発した。
同システムは、物流センター内で作業員にICカードを持たせて、作業員の作業情報をリアルタイムで自動収集するもの。誰が・いつ・どの作業を行っているか、といったデータを収集し、作業日報データを容易に高い精度で集計できる。
作業者が所持する氏名ICタグを、作業に入るごとにリーダーボックス(アンテナ)にかざすことで、ICタグの読み取り時刻と作業者、作業項目を取得して作業データを管理。
データは物流センター内の無線LANで管理者のパソコンに転送され、リアルタイムで作業状況をモニターできる。集めた作業データは、荷主への請求業務や作業効率の検証などに活用。バンテックでは船橋物流センターで、作業日報の作成から請求書の発行までの工数、コストを半減することを目標に、システム実証実験をしている。
作業効率化の推進と荷主の信頼性向上に寄与するものとして、バンテックグループの全物流センターで導入を進めるとともに、将来的には同システムを市販する方針。
◎関連リンク→バンテック -
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