『スマートサプライチェーンの設計と構築の基本』（白桃書房、鈴木邦成・中村康久　共著　2020年1月16日発行）を上梓しました。

近年のＡI（人工知能）やＩｏＴ、５Ｇ、クラウドといったＩＣＴ技術の急激な進化で、日常生活や企業活動は劇的に変革しつつあります。無論、ロジスティクス・物流業界も大きな恩恵を受けることになります。

そしてここにきて大きな注目を集めているのがスマートサプライチェーンの設計と構築です。本書ではその設計と構築におけるバックグラウンドと基本知識を体系的にまとめ、解説します。

スマートサプライチェーンでは、クラウドを通して得られるビッグデータにより制御された、モノの流れと情報の流れ、さらにはキャッシュフローがＡＩ、ＩｏＴとのリアルタイムリンクのもとに迅速にムダなく、かつ戦略的に管理、活用されていくことになります。

本書の構成は次のようになります。

第1章 スマートサプライチェーンの原則

第2章 スマートサプライチェーンの設計

第3章 スマートサプライチェーンの構築

第4章 スマートロジスティクスの展開

第5章 スマートサプライチェーンにおける物流IoT導入事例

第6章 物流IoTの今後の展開

ご興味があればご一読ください。

物流ウィークリーの読者の皆様をはじめ、物流・ロジスティクス領域に関わるＳＥやＩＣＴ技術者の方々、さらには人工知能、ＩｏＴ、モバイルサービス、サプライチェーンや物流システムなどに関わる一般ビジネスマンや学生の方々が、スマートサプライチェーンの設計と構築について、ＡＩやモバイル技術の発達と物流システムの視点から、自らの専門領域と重ねて理解を深めていただければ、望外の喜びといえます。