-
運送会社
体調不良は休む?会社が取るべき対応は
2020年1月1日
インフルエンザや風邪が猛威を振るい、欠勤者も増えるこの季節。しかし病気にかかっても、「休むと周りに迷惑がかかる」や、「人が足りていない中で休むべきではない」と、無理して出社しているケースも、中小の事業者ならば多いのではないだろうか。近年、休むことに対する意識は変わりつつあるが、まだまだ「休まない美徳」の意識は残っているようだ。
全国7万人の女性を対象に「休まない美徳」意識を尋ねたアンケート調査では、「当てはまる」「やや当てはまる」を合わせると、約2割の女性が休まないことは美徳であると考えていることが分かった。
調査は「Z世代」「さとり世代」「団塊ジュニア世代」「バブル世代」「新人類世代」「しらけ世代」さらに「団塊世代」の7つに分けて比較され、最も「休まない美徳」意識が高かったのは意外にも一番若いZ世代で、2位はバブル世代だった。
また、休まない美徳意識に「当てはまる・やや当てはまる」と答えた女性の病気時の対応を、「当てはまらない」と答えた女性と比較すると、最も差が大きかったのは「休みたくないので無理して会社に行く」で、2位は「病院に寄って出社し、なるべく欠勤しない」と、体調が悪くても仕事を優先してしまう傾向がみられた。
体調管理はもちろん社員の責任だが、身体から不調のサインがあった時に、きちんと休んで体調を戻さなければ、後々病状が悪化した場合は会社にとっては、そちらの方が迷惑になる。社内でも「お互い様」の意識と思いやりをもって仕事をする環境が、どの世代にも働きやすい環境と言えるのではないだろうか。
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ