今回は、物流資材の一つであるパレットの販売ビジネスについてご紹介します。
パレットの時流としては、木質パレットからプラスチックパレットへ、そして、プラスチックパレットの中でもリサイクルパレットへの普及が広まっています。

　理由としては、
（１）木質パレットの処理に対する扱いが一般廃棄物から産業廃棄物へ変更になった為、処理コストの上昇し、コスト負担になっている。
（２）廃棄物をできる限り出さない為に、リターナブルとして利用できるプラスチックパレットへの移行が進んでいる。
（３）地球環境を保全する為に、リサイクル品を使用することが、企業活動の中で求められている。
　以上、3点が挙げられます。
　今後は、上記要因により、プラスチックパレットに切り替える企業がますます増え、その中でもリサイクルパレットの需要増加が想定されます。
　　
そこで、今回ご紹介するパレットの販売ビジネスですが、パレットの中でもリサイクルパレットを販売するビジネスになります。
既にリサイクルパレットを製造・販売している企業がある為、その企業の販売店として展開するビジネスです。
　リサイクルパレットのメリットは、バージンパレットより価格が安く、しかもリサイクルPPを使用している為、このリサイクルパレットを使用することで、環境に配慮した企業活動が実施できる点にあります。また、破損したパレットを無料にて引取る（運賃は排出元負担）システムを構築している企業もあり、導入先には数多くのメリットを提供できます。
　このリサイクルパレットの販売店になりたい、また取引先にご提案したいという物流企業様がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。船井総研にてリサイクルパレットを製造・販売している企業をご紹介いたします。
（株式会社船井総合研究所　環境ビジネスコンサルティンググループ　下川 譲）
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は08年6月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）