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    第16回:「ヤトロファ」はバイオ燃料ビジネスの救世主!?

    2009年7月21日

     
     
     

     ご周知の通り、今、バイオ燃料がたいへんな注目を浴びています。注目を浴びている理由は大きく3つあります。
    1つ目は、CO2の削減策として効果的であるということです。これは、植物由来の燃料を使用することで、カーボンニュートラルという考え方(植物由来燃料を使用した際に放出されるCO2は、元来、生物の光合成により大気中から吸収したCO2であることから、実質CO2を増加させない)から、とても有望視されています。


    funaihorisan.jpg 2つ目は、ガソリン、軽油などの価格高騰が止まらない状況の代替燃料として有望であるという点です。ただし、日本ではまだ、バイオ燃料は税制面での優遇がされておらず、現在の流通量では単価もほとんど変わりません。また、バイオディーゼル燃料については5%の混合までしか認められておらず、それ以上は自動車メーカーも保証対象外です。普及のための法律・保証の整備が待たれます。
     そして3つ目は、バイオ燃料の原料となるとうもろこしやサトウキビ、大豆などの作物が、ヒトや家畜の食糧とバッティングしてしまう、いわゆる「食糧・燃料バッティング問題」です。これがなかなかやっかいで、各国の政策や大企業の利権が複雑に絡み合い、本当の正義が見えにくい状況に陥っています。
    これら3つの理由のうち、中でも注目なのは、食糧・燃料バッティング問題です。この問題の早急な解消策が待ち望まれていることは、連日報道されている通りでです。
    タイトルにある「ヤトロファ」という植物(木)は、実は、この問題を一気に解消する可能性を秘めています。「ヤトロファ」は、その種子から採れる油からバイオディーゼル燃料が精製できます。とりわけ、ヤトロファは食物ではないため、食糧バッティング問題からはいっさい切り離すことができるという点が最大の強みです。
     これらの特徴を踏まえると、今後、植林と燃料ビジネス化をドラスティックに推進していくべき植物のひとつだと言えます。
    (株式会社船井総合研究所 戦略プロジェクト本部 環境ビジネスコンサルティンググループ 堀 敦博)
    ☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com
    ※記事は08年6月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     

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