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ブログ・船井総研ロジ
第147回:「PUSH型」でアポ率を高める
2012年6月12日
前回、前々回と通販物流におけるPULL型マーケティング手法について書きましたが、船井総研のお付き合い先では、それに加え、PUSH型マーケティングも併せて実施してもらっています。
PULL型で見込み客を集めるには、準備期間も含め3か月はかかりますので、即案件を生み出すために、TELアポをしています。
もちろんTELアポだけだと、なかなかアポがとれないので、FAX─DMとセットで実施しています。FAX─DMを送った翌日にTELアポをするのです。
DMの内容も、単に「問い合わせください」や「まずは見積もりします」というようなオファーだけだとハードルが高く、反響はありません。
そこで、通販物流サービスの資料請求をしてくれた方限定で、「無料物流診断の実施」、または「ネットショップの売り上げアップ小冊子のプレゼント」を特典として打ち出すと良いでしょう。そうすることで、電話をかける口実もできるので、電話しやすくなります。
さらに、資料や小冊子は送るだけでなく、基本的には直接お持ちすることをお勧めします。直接会うことで、現在の物流状況について詳しく聞くことができますし、ニーズを掘り起こすことができるためです。
これまでの経験上、しっかりDMを作り込み、TELアポの体制を整えることで、10─15%ぐらいの確率でアポを獲得できます。
これから初めてTELアポを実施される場合は、まずはアポ率5%を目標にされるといいでしょう。実施していく中で、気づいた点をトークスクリプトや切り替えしトーク集(応酬話法)などにまとめ、社内でノウハウをため、アポ率を高めていきましょう。
(株式会社船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する環境ビジネス情報サイト「eco-webnet.com」
※記事は11年7月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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筆者紹介
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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