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    第211回:これからの時代の物流企業の方向性

    2013年9月8日

     
     
     

     〝モノ余り〟と〝モノ不足〟のマーケットでは、商売繁盛のポイントがまったく変わってきます。
     モノ余りのマーケットでは、いかに自社のサービスが他社に比べて優れているか、コストパフォーマンス(価値÷価格)が高いかを、効果的な手段と適切なタイミングで伝えられた企業が勝ちます。


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     しかし、モノ不足のマーケットは違います。モノ不足のときは、当然ながら、お客様が求める条件にかなったモノを提供できた企業が勝利を収めます。つまり、〝仕入れ〟や〝製造・加工技術〟がものをいうようになるのです。
     物流業界は今、人不足という問題に直面しています。特に、ドライバーの充足に課題を抱えている企業が多い状況です。これからこの流れは、ますます深刻になっていくでしょう。
     ドライバーが不足する原因は、主に次のようなものだと考えられます。(1)中型免許制度施行による就業ハードルのアップ(2)少子高齢化による従来の適齢人口の減少(3)低運賃化による給与原資の減少(4)金銭以外の充足を求める価値観の変化(5)他業種の人材不足による人材の奪い合い
     このような状況下において、これから生き残る物流企業は、人材の〝仕入れ〟や〝製造・加工技術〟を持てた企業です。しっかりした人材の調達と育成ができない物流企業は、淘汰されていきます。
     これまでは、先にマーケティングがあり、とにかく仕事を増やすことができた物流企業が、人を抱えて、発展することができました。しかし、これからは、人が採れて、育成できて、定着化させられなければ、仕事が取れない時代なのです。
     つまりは、本当に〝よい会社〟にならなければ、消えていくしかないのだと言えます。そのために取り組むべきことは、次の五つです。
     (1)コーポレートサイトのコンテンツを求職者およびその親族・家族向けに構築(2)〝安心〟と〝誇り〟を感じるマネジメントシステムの構築(3)理念浸透および特殊技術の早期習得のための自前の教育・研修システムの構築(4)業務改善による生産性の向上(5)優良荷主との取引強化・拡大
     ぜひ人材調達・育成力を強化して、これからの時流に適応してください。
    (船井総合研究所・橋本直行)
    ☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net
    ※記事は13年1月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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