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ブログ・船井総研ロジ
第296回:自作動画の効果
2015年5月30日
お客様向けのホームページや営業ツールを作成する際に、フリー素材やイメージ写真を使用するよりも、実際の写真を使用して、リアリティを持たせた方が、反応が良くなります。さらには、写真よりも動画の方が、よりリアリティを持って伝えることができます。
ECサイトでも、動画を掲載した商品ページと、掲載していない商品ページとでは購買率が異なるそうです。さらに興味深いことに、「自作(素人が)で作成した動画の方が、反響率がいいことがある」そうです。例えば、プロに作ってもらうと、キレイに出来上がりすぎてCMと思われるので、あまり再生されないことがあるということです。
確かに、「お客様の声」のような動画はキレイに作りすぎるよりも、自分たちで撮影して、手作りした方が本当のこととして信憑性が増すでしょう。どちらにせよ、動画を掲載した方が反響率は高まりますし、最近はスマートフォンでも簡単に撮影・編集できますので、ぜひ、サービス内容や作業の様子を動画で紹介してみてください。
また、このことはお客様向けだけでなく、社員向け・社内向けの資料に関しても全く同様のことが言えます。
例えば、安全教育にしても、一般的な教材を使用するよりも、実際の自分たちの現場での事故の写真や事例、自車のドラレコ映像からヒヤリハット動画を作成した方が、はるかに効果があります。
要は、「自分たちの現場で起きたこと」「自分たちが普段通っている道で起きたこと」と、より身近な事例を活用した方がイメージが沸き、自分のこととして捉えられるため効果的です。
新入社員研修テキストや業務マニュアルなどを作成する際は、本当の写真を活用し、どれだけリアリティを持たせられるか、注力してみてください。
(船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は15年1月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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本コーナーでは、船井総研ロジ株式会社による リレー連載を掲載します。
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