弊社会員様で、ＨＰを使ってのマーケティングに力を入れているＫ運送様は、月間で４０件以上の問い合わせがあります。このように成果を上げていらっしゃる会員様のＨＰのサービス紹介ページを分析すると、次の六つのポイントがあることがわかりました。
　（１）キャッチコピー（２）悩みの整理ｏｒ共感（３）サービスの提案（４）事例ｏｒお客様の声（５）安心感を与える（６）具体的なアクションを入れること――です。

　（１）キャッチコピー
　そのサービスはズバリ、何か。メインキャッチコピーとサブキャッチコピーで、お客様の関心を惹きつけます。キャッチコピーと共に、その内容がイメージできる写真をつけるとより効果的です。
　（２）悩みの整理ｏｒ共感
　お客様の悩みを整理し共感することで、ニーズを喚起します。「確かにそんな悩みがあるな」と思わせることが重要です。最低でも五つ以上の悩みを洗い出しましょう。また、その悩みは、自社のサービスを利用して解決できることです。
　（３）サービスの提案
　自社のサービスの提案です。写真を使ってイメージしやすくしましょう。上記の悩みに対して、しっかり自社は何ができるか提案をします。
　（４）事例ｏｒお客様の声
　実際にお客様がどのように使っているか、事例やお客様の声を載せると効果的です。掲載する内容は、具体的な金額、期間、エリアなど、実際にサービスを利用するイメージができるようにすることが重要です。
　（５）安心感を与える
　営業担当者の顔と声を入れると、お客様に対して安心感を与えることができます。また、お客様の声を入れるとことも効果的です。サービス利用にあたって、サービスの特徴や自社ならではの強みの内容を訴求すると効果的です。
　（６）具体的なアクションを入れる
　最後には、しっかりとアクションを起こしてもらうためのバナーを設置します。その際に、電話やメール、そしてフォームでのお問い合わせなど、様々な問い合わせ方法を明記しましょう。また、担当者名（フリーダイアル）や営業時間を明記することで、問い合わせのハードルを下げることも重要です。
（船井総合研究所・高橋竜二）
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は15年2月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。