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    第316回:仕組みで安全をつくる

    2015年10月16日

     
     
     

     事故を減らすには、事故が減るような仕組みをつくることが重要です。「事故を起こさないように意識して運転しよう」「余裕を持って運転しよう」という声かけだけでは、事故は減りません。さらに言うと、「車間距離は○㍍を必ず保つこと」「バックの時は必ず一度運転席から降りて、周囲を確認しよう」といった具体的な行動のルール、運転のルールを決めても、なかなか全員が全員、守ってくれるということはないでしょう。
     人の「意識」に任せることほど、不確かなことはありません。ルールを決めることはもちろん大事ですが、それ以上に仕組みとして「意識しなくてもそのような行動をとっている」という状態にまで落とし込まないといけません。
     例えば、ある運送会社様では、トラックに乗り込む前に必ず車両を一周まわって、死角に何か物が置かれていないか、小さい子どもや動物が隠れていないか、チェックするというルールを決められています。


    funaikawa.jpg
     単にこのルールを決めているだけだと本当に実施されているかが分かりませんが、同社のトラックはタイヤの輪止めの格納場所を「助手席側」に設置するよう特注されています。
     通常は運転席側のタイヤに輪止めをしているケースが一般的だと思いますが、同社では反対側に輪止めがあるので、「助手席側」のタイヤに輪止めをされています。つまり、トラックを発進させる前に一度、助手席側にまわるため、必然的にトラックの外周チェックにつながっています。
     このように、ルールを守ることを意識させるだけでなく、どうすれば守らざるを得ないような環境になるのか、「意識しなくても行動できる」ような仕組みになるのか、検討されてみてはいかがでしょうか。
    (船井総合研究所・河内谷庸高)
    ☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net
    ※記事は15年7月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

     
     
     
     
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    船井総合研究所

    本コーナーでは、船井総合研究所 環境ビジネスコンサルティンググループによる リレー連載を掲載します。

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