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ブログ・船井総研ロジ
第323回:ホームページの閲覧目的
2015年12月4日
今の時代、求職活動において、応募前にその企業HPを訪問する人が大多数を占めます。ドライバー職や倉庫スタッフ職においても例外ではありません。
総合求人情報サービスを行うディップが発表したDip Reportデータによると、企業ホームページを訪問する理由は、「企業の詳細な情報を収集するため」が81.8%で最も多く、次いで「HPを閲覧しないと企業の実態がわからないため」が65.8%、「企業イメージをHPで確認するため」が58.3%、「求人広告だけでは情報が足りないため」が45.6%という順番になっています。
当たり前ですが、どのような企業なのか知るために、HPを閲覧しています。しかしながら、企業HPを訪れた48.8%の求職者が、その内容に満足しなかったと回答しています。
不満点としては、「実際の職場環境がイメージできなかった」が59.3%、「企業のイメージが具体的に確認できなかった」が49.9%と多くなっています。また、「求人広告の情報を詳細に確認できなかった」「会社や採用担当者からのメッセージが感じられなかった」というような不満点も挙げられています。
つまり、ただHPがあるだけでは意味がなく、採用情報ページに募集要項しか掲載していないと、ハローワークなどに出ている情報と同じ内容のため、応募率が上がりません。仕事内容や勤務体系、会社の雰囲気・社風、教育体制・社内行事、企業ビジョンなどを掲載し、志望度を高めるような情報を発信しないといけません。
なぜHPに訪れているのかということを理解し、自分が求職者の立場だったら、どのような情報を知りたいのかという発想で、ぜひ採用情報ページ内容を検討していただければと思います。
(船井総合研究所・河内谷庸高)
☆船井総研が運営する物流ビジネス情報サイト「http://www.ecologi.net」
※記事は15年9月の記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。この記事へのコメント
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