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  • ブログ・高橋 久美子

    第385回:自分のミスを認めない、謝罪できない、スルーする人

    2019年1月14日New!!

     
     
     

     トラック20台以下の運送会社の社長のためのアドラー心理学について、話を続けていきます。今週も引き続き、自己受容について話をしていきます。

     

     自己受容ができることで、自分の内面の問題から他者との関わりまで、多くのことが一度に解決に向かいます。ですから、楽しみながら一緒に見ていきましょう。

     一見すると、間違いやすいので注意してほしいのですが、自己受容とは、決してダメなところを「これでいいや」と、妥協することではありません。そうではなく、「これが、今の自分だ」と認めて受け容れることです。

     実は、自己受容できない人は、自分のミスを認めない、謝罪できない、他人のせいにする、という傾向があります。できない自分を「こんなの俺じゃない! 本当の俺は、もっと、ちゃんとできるのに!」と、思っているのです。ですから、ミスや間違いを、自分のこととして受け止めることができずに、スルーしようとしたり、他の人のせい、または、どうしようもない外的要因のせいにする発言をします。

     受容することは、自分の立ち位置を把握することです。「自分は、こういう場面でミスをしやすいな。自分は、こういうことは苦手みたいだ。だけど、逆に、この部分はできてる」というように、現時点を把握することができます。

     今、東京駅にいる。これがわかるから、北海道まで行くには、あとどれくらい距離があるぞとか、どんな交通手段を使って行こうか、と考えることができるわけです。

     ところが、「いや、俺は東京駅じゃないはずだ! 本当は大阪にいるはずなのに!」と、自分の立ち位置を認められずにいたらどうでしょう。目的地までの距離も、そこにたどり着くまでの適切な交通手段も見つけることができません。

     自分の現状を、いったん「そうなんだ」と受容すること。ここから、全てが始まります。他人と比べて劣等感を持つ必要もないですし、他人の期待に応えようとする必要もありません。「今の自分は、こう」と、ありのままを認めて、いったん受け容れる。

     そして、自分の理想は、もっとこうなりたいから、これからはこうしようと、一歩を踏み出していく。これが、我々に必要なプロセスです。

     重要なことなので繰り返しますが、「できなくてもいいや」が、受容することではありません。むしろ、「この先、こんなふうに成長したい」というように、目標に向けて成長するためにこそ、現状の受容が必要だというわけです。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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