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  • ブログ・高橋 久美子

    第395回:釣り堀レイアウト

    2019年4月1日

     
     
     

     トラック20台以下の運送会社のためのアドラー心理学、今回から1オン1(1対1面談)の具体的な方法について解説していきます。

     

     まずは、「座り位置」についてです。たいていの場合、面談の際は「向かい合って座る」と考える人が多いと思います。

     でも、ちょっと想像してください。「社長と対面で座る」って、どんな感じがするでしょうか。

     ハッキリ言って怖いですね。あなたがニコニコしていたとしても怖いですよね。表情の問題ではなく、あなたに対して畏敬の念を持っているからこそ、緊張するのが当然です。ですからまずは、1オン1の時は、対面で座るのはNGです。「横並び」で座るのがベストです。

     何度もお伝えしていますが、私たち経営者は問題解決思考のタイプが多いです。そのため、悪気がなくても、ついつい目の前の人やモノを観察してしまう傾向があります。「なぜ、こう言っているんだろう?」「この人は、こういうタイプの人間なのかな」という具合に、原因を探ったり、評価分析を始めてしまいます。町を歩いていても、「この看板は、なんでこんな向きになってるんだろう」「なんでここのレストランは、スタッフがこんな感じなんだろう」というように、頼まれてもいないのに、いい点も悪い点も観察して、評価・分析して、なんなら改善点まで見つけてあげる、そんなクセがついているわけです。

     しかし、これを人物に向けてしまうと、うまくいきません。

     就職の面接、あるいは結婚前に、奥さんのご実家に初めて行ったとき、「コイツはどんなやつだろう」と、じろじろと観察されているような、評価・ジャッジされているような経験を思い出してみて下さい。

     それで、「ホンネを言ってごらん」と言われても、言うわけがないです。

     ホンネどころか、「なんて言えば正解なんだろう?」と、正解探しをしはじめてしまいます。

     つまり、目の前の人がジャッジしていると感じた瞬間から、その人は、高い評価でジャッジされるようにふるまおうとするわけです。

     ですから、「ジャッジ目線」をやめないといけないですし、そのためにもまずは、単純に横に座るのがいいわけです。

     テレビのドラマや映画でも、落ち込んだ友だちを励ましたり寄り添うシーンは、バーで隣に座っていたり、中学生なら土手に座って、ふたりで墨田川を眺めていたり、父と息子が、釣り堀で並んで座って釣り糸を垂らしていたりします。

     1オン1の基本のレイアウトは、「横並び席」になります。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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