-
ブログ・高橋 久美子
第68回:有力な荷主候補を10人集める方法
2011年6月29日
先週までにお話してきたように、DMというツールは「集客」をしてくれます。1000人のにアプローチをして、99%の、「見込みがない人」を、排除してくれるのです。1000人のうち、1%、10人の、「興味があります!真剣に話が聞きたいです!」という、有力な荷主候補だけを相手にできるようになるのです。
しかし、ここまで聞いて、もしかしたらあなたの心の中に、こんな疑問が浮かんだかもしれません。「DMで1000人にアプローチできるって事はわかった。でも、ちょっと待って?1000人にDMを出して、そのうち1%の真剣な10人を、どうやって見つけるの?」
そう思った人は、かなり鋭いです。ここはとても「重要なポイント」です。実は、いくらDMが素晴らしいツールだといっても「ただ、出しさえすれば、どんなDMでも同じ効果がある」というわけでは、ありません。「この真剣な10人をあぶり出せるDM」こそが「効果的なDM」なのです。
「効果的なDMの作り方」には、いくつかポイントがあります。「DMなんて、効果ないよ」「やったことがあるけど、結局、成果がなかったよ」という人は、おそらく、この「効果的なDMの作り方」を知らなかっただけなのです。これから「作り方のポイント」を、詳しく説明していきますので、真剣に聞いてくださいね。
まず、最も重要な事を最初にお話します。私たち「中小の企業」がDMを作る場合において、最も重要なことは「必ずレスポンス広告にする」という事です。「中小の企業が」と書いたので「大手だと違うんですか?」という質問が、出てくるかもしれませんね。そうなんです。大手と中小では、とるべき戦略が違ってきます。
私がお話する内容は、やはり「トラック20台以下の運送会社」に実践してもらうと、最も大きな効果が得られます。この「大手と中小の戦略の違い」については、また別の機会に詳しくお話することにして、まずは「レスポンス広告とは、一体何か?」「どうして、中小はレスポンス広告でなくちゃダメなのか?」について、次週、詳しくお話していきますね。
全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
http://www.handlecover.com/kaizen/この記事へのコメント
-
-
-
-
筆者紹介
高橋 久美子
あなたの会社が儲かっていない本当の理由
規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。
全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会 -
「ブログ・高橋 久美子」の 月別記事一覧
-
「ブログ・高橋 久美子」の新着記事
-
物流メルマガ