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  • ブログ・高橋 久美子

    第79回:ビールの中に発がん性物質発見!?

    2011年9月14日

     
     
     

     先週号で、まずはレターを書く前に、「誰に」「何を」売りたいのかを決めるというお話をしましたよね。この「誰」というのも、「食品工場の工場長」なのか、「印刷会社の社長」なのか、あるいは、「物流会社の配送担当者」なのか絞り込みをしてください。というお話をしました。


     この話を聞いて、「工場長」とか「社長」とか「配送担当者」とか、そんなところまで必要かなぁ?あまり関係ないような気がするけど。と、思われる方もいるのではないでしょうか。
     たしかに、かなり細かいような印象を受ける方もいるかもしれません。しかし、反応を得るセールスレターを作るためには、レターを書く相手を「誰に」するのか、「工場長」なのか、「社長」なのか、「配送担当者」なのか、ここまで想定することは、とても重要です。なぜなら、それによって「響く言葉」が違ってくるからです。「響く言葉」を使うことができなければ、そのセールスレターは、読んでもらうことができません。
     例えば、「キンキ・キッズの堂本光一に隠し子発覚!」このニュースは、あなたの心に響きますか?では、「ビールの中に発ガン性物質発見!」これはどうでしょう。では、「トラックを市価の10分の1の価格で購入できます」こちらは、どうですか?
     このように、興味や悩みが違えば、響く言葉が違ってきます。あなたがセールスレターを送る相手が、「印刷会社の社長」なのか、「食品工場の工場長」なのか、「物流会社の配送担当者」なのかによって、それぞれに違う悩みを持っています。ですから、「響く言葉」が違ってくるのです。
     一言に「荷主」といっても、その立場によって、望むものや悩みが違います。社長さんであれば、売上アップを望んでいるかもしれません。工場長は環境問題を気にしているかもしれません。配送の担当者は、「とにかく納品先からのクレーム電話を受けるのが、本当にイヤなんだ!」という悩みを抱えているかもしれませんよね。
     このように、響く言葉を使うために、あなたは「誰に」向けて、セールスレターを書くのか、これを、しっかりと決める必要があるわけです。
    全国中小規模運送会社・経営改善推進委員会代表 高橋久美子
    http://www.handlecover.com/kaizen/

     
     
     
     

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    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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