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  • ブログ・高橋 久美子

    第230回:増税後に利益を出す方法

    2014年8月4日

     
     
     

     4月からの消費増税で中小企業の倒産は急増するのではと危惧されています。増税分が価格に転嫁できずに、収益を圧迫する可能性が懸念されているわけです。それでは、中小運送会社が4月以降も利益を出すためには、どうすればいいでしょうか。
     それには、もちろん利益が出る運賃で配送を獲得することです。消費増税後に利益を出す運送会社、増税後に経営に苦労する運送会社、実は、この「3月」が、大きな分かれ目になります。


     4月からの増税に備え、多くの企業は3月中に前倒しでお金を使います。つまり、物量は全国的に例年の3月よりも、かなり増えることが予想されます。当然トラックは足りなくなります。普通の運送会社は、既存の荷主の仕事をなんとかこなし、運賃交渉にあけくれます。
     しかし、頭の良い運送会社は、ここで新規獲得を狙います。全国的にトラックが足りないわけですから、反応率はいつもよりも高くなります。そうは言っても、あなたの心には疑問がわくと思います。「3月に新規の問い合わせが入ったところで、車を用意することなんてできないよ」。確かにそうですよね。恐らくほとんどが対応できずに断ることになると思います。
     しかし、それでOKなのです。(もちろん対応できればなお良いですが)。あなたの会社に一度、電話をかけた時点で、その荷主は「潜在客」から「見込み客」に昇格します。潜在客と見込み客では、反応率が30倍以上変わります。実際に取引をする・しないにかかわらず、3月に見込み客を、どれだけ集めたかで4月以降の売り上げが激変します。「4月以降は荷動きが一気に悪くなるんじゃないの?」そう思う人もいるかもしれません。しかし、いくら3月に前倒しをしたからといって、4月以降にまったく物を動かさなくなるなんて、そんなことはできません。あなたの会社のトラックを、毎日動かすくらいの物量は、いつだってあるわけです。
     3月に見込み客を大量に獲得し、4月以降は消費増税に耐えるどころか、今以上にしっかり利益を確保しましょう。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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