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  • ブログ・高橋 久美子

    第300回:HPから問い合わせが入らない本当の原因を特定する方法とは

    2015年12月7日

     
     
     

     ホームページ(HP)から問い合わせが入っていない原因は、次の二つのうちのどちらかです。
     一つめは、「見られていない」(そもそも、あなたの会社のHPが荷主候補に閲覧されていない)。そして二つめは、「見られたけれど選ばれていない」(HPは荷主候補に閲覧されているけれど問い合わせに至っていない)。
     どちらが原因なのかによって、改善すべき点が変わります。ですから、まずはどちらに原因があるのかを、はっきりさせる必要があります。そのためには「アクセス解析」を使います。


     アクセス解析では、「あなたの会社のHPを見ている人の人数」「どのページが閲覧されているか」「何秒間滞在しているか」「閲覧者は、初めて訪問した人か、それとも前にも閲覧したことがある人か」などがわかります。
     その中でも注意して見てほしいのが「ユニークユーザー割合」という項目です。ユニークユーザーとは、初めてあなたの会社のHPを訪れた人のことです。「ユニークユーザー割合」とはすべての閲覧者の中に占める初めて訪れた人の割合です。
     新規荷主の獲得を目的とするHPの場合には、この「ユニークユーザー割合」を最低でも85%以上にする必要があります。もし、あなたの会社のHPのユニークユーザー割合が80%を切っている場合はHPから問い合わせが入っていない原因を、一つめの、「見られていない(そもそも、あなたの会社のHPが荷主候補に閲覧されていない)」ことだと特定することができます。
     逆に、ユニークユーザー割合が90%を超えているにもかかわらず、問い合わせが入っていないという場合には、二つめの、「見られたけれど選ばれていない(HPは荷主候補に閲覧されているけれど問い合わせに至っていない)」ことが原因だと考えることができるわけです。
     このように、アクセス解析のユニークユーザー割合を分析することで、「見られていない」または「見られているけれど選ばれていない」どちらが、問い合わせが入らない原因なのかを特定することができます。原因を特定できたら、次は、その原因を改善するステップに進みます。

     
     
     
     

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  • 筆者紹介

    高橋 久美子

    あなたの会社が儲かっていない本当の理由
    規制緩和により、夢大きく独立開業した運送会社の社長たち。その社長さんたちが、規制緩和後の業界環境の変化により、今、とても厳しい状況に立たされています。経営不振の影響によるメンテナンスの不備も懸念され、それが引き起こす悲惨な交通事故も、連日ニュースで報道されています。このような危機的状況を受け、中小規模運送会社の根本的な経営改善と救済を目的として発足したのが、私たち「全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会」です。

    全国中小規模運送会社 経営改善推進委員会

     
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