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  • ブログ・川﨑 依邦

    中小運送会社の経営改善の記録(30)会議システム

    2013年2月15日

     
     
     

     平成24年に入ってプレジャーは新しい局面を迎える。



     同19年11月15日に経営を引き継いだ時の荷主は、ほぼ1社であった。現在ではダンプ部門、人材派遣部門、一般貨物部門、建材部門、コンサルタント部門と5本柱となっている。それぞれの部門はまだ未熟でヨチヨチ歩きに過ぎない。しかし、成功の反対語はチャレンジしないことである。成功の反対語は失敗ではない。チャレンジし続けることで企業と人の成長を成し遂げていく=成功への扉をこじ開けていく。同24年7月、プレジャーは東京へ進出する。大阪でも完全子会社(運送会社)がスタート。東京、名古屋、大阪の3拠点体制で、車両台数60台、正社員70人(人材派遣部門を含めると100人)の体制となる。

     『第一章・中小運送会社の経営改善の記録』を締め括るにあたって、改めてプレジャーが実践しているコミュニケーションシステムを紹介する。?会議システム(経営実績検討会議)?月次報告書の活用?日報体制の確立?小集団活動(全体会議)?目標管理システムである。

     コミュニケーションシステムの確立
     コミュニケーションシステムは、企業においては血液の流れである。血液の流れが悪いと体に異変が生じる。コミュニケーションシステムの基本は、会議と小集団活動(職場ミーティング)を定例化すること。会議の目的を明らかにして進め方を標準化して記録(議事録)をとることである。プレジャーの会議システムは次の通りである。

    第30回原稿.jpg

     会議、職場ミーティングの開催には事前通知をし、資料の準備をする。定刻に開催し、全員が発言。コミュニケーションシステムの確立は経営活性化につながる。同システムを支えるものは日報体制の確立である。運転日報だけでなく経営日報(作成者は部門のリーダー)、管理者日報、業務日報、営業日報の体制を確立する。 

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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