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  • ブログ・川﨑 依邦

    経営再生物語(65)経営活性化シリーズ14

    2014年7月17日

     
     
     

     ?環境経営実践(ドライバー教育)により企業業績アップを実現する



     環境経営に取り組んで、企業業績がアップした大型ダンプ15台の運送会社の事例を紹介する。環境経営とは、燃費効率アップや冷温熱シートの設置によるアイドリング・ストップ、天然ガス使用によるCO2削減など、環境負荷軽減に取り組むことで、最終的に運送経費を削減することが目的。環境経営を実践することで経費圧縮につながり、収益力アップを実現することが可能になる。そのためには、【ドライバー教育】が必要不可欠である。車内清掃・あいさつ・服装・身だしなみから、5Sへの取り組みなど仕事上で一番大切なことを徹底していく。

     ドライバー不足の状況が深刻化し、募集を出せば人材が集まる時代は、はるか昔のこととなっている。この期を最大限活用して経営者、管理者様はドライバー教育に今以上に力を発揮するべき時にある。運送業のドライバー教育は、言い換えれば環境経営への取り組みに直結している。物流品質を高めて荷主の信頼アップを図る良い機会にもなる。

     新規荷主を獲得するための営業ツールとして、自社の環境経営に対する取り組みを生かすことも可能である。日々の走行距離÷軽油使用量=燃費を全車両分を毎日チェックして、燃費効率の悪い車両について原因を探り、改善できる場合は指導していく。単純なことでも、継続することが環境経営実践につながる。各ドライバーの意識が高まり燃費効率が少しでもアップすれば、その分、軽油代カットにつながる。

     図は、燃費効率アップ活動の実践事例データである。取り組みの結果、12月には2月と比して0・39??/?の燃費改善をしている。経費換算すると、約65万円/月間の経費削減になる(車両15台で月間の走行距離計7万5000??・軽油120円/?で換算)。年間にすると約800万円の経費削減。燃費だけを取り上げてもここまで効果がある。

     取り組みやすいが、継続することが難しいのが環境経営への取り組み。こうした取り組みにプラスアルファとして、「営業力強化による新規顧客の発掘」を加えて企業業績を改善していく。売り上げ低迷でドライバー教育どころではないと嘆いている経営者、管理者様は経費削減計画を立案するために、営業戦略と併せてドライバー教育による環境経営実践することが大切である。

     運送経費削減の実践をドライバーに教育することで、経費は必ず圧縮される。それに伴い新規営業力を発揮することで、これまでの赤字体質から脱出するチャンスを掴む。

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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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