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    経営再生物語(102)経営活性化シリーズ51

    2015年7月24日

     
     
     

     (51)個人面談の実施



     売り上げ低下で社内ムードは、暗くなっていないか。このような時だからこそ、ドライバーをはじめとする従業員との個人面談を実施しなければならない。個人面談は本来、定期的に行わなければならないが、忙しい時はなかなか出来ない。仕事の量が減少して時間がある今だからこそ行い、従業員に危機を乗り切っていく強い意志と方針を示し、【魂を込めて】向き合わなければならない。

     経営者もしくは管理者が、ドライバーとの個人面談を毎月実施しているという運送事業者は決して多くないのが現状。理由はいくつかあるが、?ドライバーに面談や安全会議に出席することに抵抗がある者がいる〈例〉「金にならないのに話しても仕方ない」など?経営者、管理者に個人面談を実施していくだけの時間的、精神的余裕がない—-といった理由が挙げられる。

     個人面談の目的は、コミュニケーションの充実にある。当月の運行内容について、運行管理、安全管理、経営管理、給与の多方面から良かった点、改善すべき点について、ドライバーと向き合っていく。配車上のこと、給料のことなど不満が出てくることもあるが、その不満に対して反応していくという姿勢の繰り返しが、経営力の向上につながっていく。

     【魂を込める】とは、魂という漢字の通り「鬼になって云う」ということ。経費のムダ・ムリ・ムラを極限まで落とし込み、コスト削減に取り込む。経営者・経営幹部の皆様は鬼になって云うことで従業員・ドライバーからの反発にさらされることもある。不況を乗り切るためには、心を鬼にして云わねばならない時にきている。嫌われることを恐れず厳しい目で経営の舵取りをするとともに、個人面談を実施してコミュニケーションを深める努力が必要である。

     【儲ける】の?儲?という漢字は、【信】【者】の字から成る。信じる者である。会社の中のすべての人が、互いに信じあえる関係の構築が理想の形。個人面談は、普段は言えない悩みや仕事に対する不満を聞く機会でもあり、会社の置かれている状況を説明して協力を要請できる場で、儲けるという社内風土を構築するための機会でもある。このような厳しい時期だからこそ、経営者・経営幹部を信じて結束を固めていく集団作りが必要であり、その手段として個人面談がある。 

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    川﨑 依邦

    経営コンサルタント
    早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
    63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
    中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
    グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。

    株式会社シーエムオー
    http://www.cmo-co.com

     
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