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ブログ・川﨑 依邦
経営再生物語(205)生きつづける精神〈事例A〉
2018年7月2日
〈引き継がれると信じて〉
人材育成と営業開拓への取り組み強化を行動計画の柱に据えて、A社はチャレンジ行動を開始した。
A社の永続化へ向けてのチャレンジである。奇手妙手はない。人材育成と営業開拓の王道を行くのみ。
企業再生のプロセスは、経営理念をベースとする変革行動にある。その際、ないない尽くしを絶望することはない。むしろ、ないない尽くし、いわば、人もいない、金もない、夢もないほうが、紙一重のところで逆転する。ないからこそある。知恵がある。闘志がある。前向きの力がある。
失うことと獲得することは紙一重、生と死が隣り合わせみたいなものである。「倒木更新」の自然のリズムは、企業生命のリズムにも相通じる。深い深い思いを伝えていくことだ。
言い換えれば、経営理念、A社では荷主第一、家庭平和、社会貢献ということになる。このコトバは生き続ける。日々を精いっぱい生きていく中で、必ず引き継がれていく。信ずることである。永続する志を、強く持つことである。
以上
この記事へのコメント
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筆者紹介
川﨑 依邦
経営コンサルタント
早稲田大学卒業後、民間会社にて人事・経理部門を担当し、昭和58年からコンサルタント業界に入る。
63年に独立開業し、現在では『物流経営研究会』を組織。
中小企業診断士、社会保険労務士、日本物流学会正会員などの資格保有。
グループ会社に、輸送業務・人材サービス業務・物流コンサルティング業務事業を中心に事業展開する、プレジャーがある。
株式会社シーエムオー
http://www.cmo-co.com -
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