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ブログ・鈴木 邦成
物流共同化の検討
2008年12月14日
機能を絞った安価な商品が人気に
出先などからも簡単にインターネットに接続できる機能を絞った小型で安価な「ミニパソコン」が人気です。私も購入しましたが、たいへん便利です。
来年以降のトレンドを考えると、こうした使いやすくて安くて便利な商品がさまざまな分野で注目を集めるように思えます。
高まる物流共同化への関心
また荷主企業の視点から考えると低迷する経済に対応するために物流の共同化に対する関心もますます高まっているようです。
長距離トラック輸送の帰り荷の確保を二社以上で協力して行うという比較的、単純な共同化から、共同の配送拠点で一括保管・共同配送システムを導入するという密度の濃いものまであります。また、物流企業が中心となって、競合する同業数社の物流を共同化させるモジュールを作り出しているという事例も報告されています。
共同化の利点
荷主サイドの立場から考えると、一般的に物流を共同で行うことには、
①物流コストの削減(輸配送効率の向上・積載効率の向上)
②低コストで最新機器、情報システムなどの導入による物流効率の向上
③物流サービスの向上・作業水準の安定
④環境に配慮した物流を実現できる
といったメリットが考えられます。この記事へのコメント
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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