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  • ブログ・鈴木 邦成

    サステナブル建築と物流施設

    2009年5月10日

     
     
     

    大型連休後の週末は夏を思わせる陽気となりました。
    行楽地、繁華街などもかなりの賑わいを見せていました。
    サステナブル建築と物流施設
    今年4月に渡英したときに英国で環境性能評価システム、BREEAM(ブリーム:Building Research Establishment Environment Assessment Method)の評価を受けた最新物流施設を見てきました。
    BREEAMは1990年に開発され、現在は英連邦、英語圏の多くの国の環境性能評価システムのベースとなっています。
    設計者、ディベロッパー、ユーザーの環境に対する要望を吸収し、需要を呼び起こそうという目的で導入されました。
    評価の対象となるのは事務所、小売店、工場、物流施設などで、評価項目は地球環境問題と資源利用、地域環境問題、室内環境問題の3項目に大別され、4段階の評価が行われています。
    近年は我が国の物流不動産の分野でもBREEAMに似た評価システムである「CASBEE」(キャスビー:Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency 建物総合環境性能評価システム)の評価を受けた施設が増えてきています。
    物流施設の環境武装をグリーン物流戦略に組み込む流れ
    地球環境問題をクリアするための一策として「不動産のグリーン化」が大きな注目を集めています。「サステナブル建築」といった言葉を耳にすることも多いことでしょう。
    CASBEEはそうした視点をふまえて導入されたわけですが、不動産のグリーン化のみならず、工場、物流センターなどの事業用不動産にも当てはまることから物流のグリーン化の大きな梃子となることも期待されています。
    建設物に関わる省エネルギー施策として、高効率照明、効率的な空調・換気設備・システムなどの採用、外壁などの断熱効果のアップ、エレベーターなどの省エネ化、給湯設備の効率化、省エネ化などがあげられますが、最先端の物流施設などもその対象となるのです。
    物流戦略を環境戦略に絡めていく方向性はここにきて強まっていますが、「物流施設をいかに環境武装していくか」ということを荷主企業も物流企業もこれまで以上に意識していく必要があるといえるでしょう。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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