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ブログ・鈴木 邦成
中国の配送センター
2010年8月19日
物流と中国語
物流業界における中国語の重要性がここにきてますます高くなってきているように思えます。
簡単な中国語ができると、中国での物流コンサルなどでも役に立つでしょう。
漢字の発祥の地ということもあり、中国の街中には世界各国の一流企業の漢字名が溢れています。
家楽福(カルフール)、華堂(イトーヨーカドーグループ)、宣家(IKEA)、羅森(ローソン)、麦当労(マクドナルド)などの漢字表記を見ると、「なるほど」とつい感心してしまいます。
中国国内の配送ネットワーク
中国の小売チェーンは、カルフール、ウォルマート(沃爾瑪)、メトロ(錦江麦徳龍)などの欧米系小売店に加え、タイ、台湾、香港などの資本も中国小売りマーケットでの規模拡大を進めています。
ちなみに小売チェーン(年間売上500万元以上、従業員60人以上)の中国国内における配送センター数については、中国全土レベルで毎年、10%前後の伸びを示しています。
中国の保税区域、開発区域の物流センターの充実ぶりは目を見張るものがありますが、国内の緻密な配送ネットワークの構築については、これからともいえるでしょう。
それを考えると、中国における物流ビジネスの可能性はまだまだ計り知れないわけです。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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