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ブログ・鈴木 邦成
物流人の知識としてのCDM
2011年1月23日
新年会・賀詞交換会
新年会や賀詞交換会が各所で行われています。
新年の挨拶を積極的に行うことでビジネスチャンスも増えてくるかもしれません。
CDMの導入
京都メカニズムでは排出量取引に加えて、共同実施(JI:Joint Implementation)、CDM(クリーン開発メカニズム:Clean development Mechanism)が目標達成のための柔軟性措置として導入されています。
特に最近はCDM(クリーン開発メカニズム)に注目が集まっているようです。
物流人としても輸配送や物流センターのCO2排出量との関係から一応の枠組みを把握しておきたいところでしょう。
CDMとは先進国が発展途上国に技術、資金などを提供し、排出削減プロジェクトなどを実施するというものです。
プロジェクトで削減が期待できるCO2排出量はそのまま技術、資金などの提供国の排出権となります。
CDMのプロジェクトの種類には、エネルギー産業、エネルギー輸送、製造業、建設業、運輸業、廃棄物処理などの排出削減プロジェクトと植林、農業などの吸収源プロジェクトがあります。
途上国と先進国が協力して行う温室効果ガス削減のための事業がCDMであるのに対して、先進国同士が協力して温室効果ガスを削減するJI(共同実施)もあります。
この場合もどちらかがホスト国となり、もう一方が投資国となります。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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