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ブログ・鈴木 邦成
不良在庫の処分
2011年11月7日
ユーロ圏の混迷
イタリアがIMFの監視下に入るということで、ユーロ圏に対する不安が増幅されています。
ギリシャの政情不安も依然、解消されていません。
ヨーロッパの迷走が世界経済のさらなる低迷の引き金にならなければよいのですが…。
不良在庫の廃棄
不良在庫を廃棄することでコスト削減を推進することが可能になります。
不良品、破損品、スクラップなどの総称が不良在庫です。
また、生産計画や販売計画が急に変更されたために長期間、保管されている物品も不良在庫と考えてよいでしょう。
不良在庫をいつまでも抱えていてもなんのメリットもありません。
それどころかさまざまな損失をかえって拡大させることになるでしょう。
必要な在庫の保管場所を不良在庫が占領すれば、適切な在庫管理も不可能になります。
その結果、「不要な在庫が山のようにあるのに、必要な物品が在庫切れ」という事態を招くことにもなりかねません。
したがって不良在庫は一刻も早く、処分する必要があります。
不良品、破損品、スクラップなどだけでなく、需要のない長期保管品も処分します。
ABC分析や在庫回転率などをふまえた撤退ルールを定めて廃棄処分・廃番処理にしましょう。 -
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筆者紹介
鈴木 邦成
物流エコノミスト・日本大学教授
国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。 -
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