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  • ブログ・鈴木 邦成

    ワシントン条約に関する基礎知識

    2012年7月2日

     
     
     

    政治の混乱
    消費税増税法案は通過したものの、景気対策に関する議論はほとんど行われておらず、日本経済の今後に対する不安感が広がっているようにも思えます。
    ワシントン条約
    輸出入業務を行うに当たり、さまざまな国際条約に関する知識も必要になります。
    たとえば、ワシントン条約についてもしっかり理解しておきたいところです。
    ワシントン条約(「絶滅の恐れのある野生生物の種の国際取引に関する条約」CITES:サイテス)とは絶滅の恐れのある動植物の取引を規制する国際的な条約です。
    地球上のさまざまな動植物が乱獲、環境破壊などの影響を受けて絶滅の危機に瀕していることが懸念されています。
    絶滅の危険性のレベルに応じて、3段階で動植物の国際取引を規制しています。
    同条約の対象となるのは絶滅する恐れのある、生きている動植物のみではなく、はく製、毛皮、象牙、あるいは漢方薬など、加工品や製品も含まれ、それらの商業目的での国際取引は不可能になります。
    野性だけでなく、人工繁殖の場合も認められるのは学術研究目的のみしか認められません。

     
     
     
     
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  • 筆者紹介

    鈴木 邦成

    物流エコノミスト・日本大学教授
    国際政治経済、国際文化に関する造詣が深く、記事・論文・著作多数。
    欧米諸国の地域経済統合の流れを、物流・ロジスティクスの観点から追求している。
    国際物流に関するセミナーやロジスティクスに関する講演会での講師歴は多数。

     
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