皆さんこんにちは、日本事故防止推進機構（ＪＡＰＰＡ）理事長の上西一美です。先日、三重県のカワキタエクスプレスの川北社長とＹｏｕＴｕｂｅの撮影で対談させて頂きました。

川北社長とは２０１２年６月からのお付き合いで、私が物流業界でセミナーをするようになったキッカケを作って頂いた方です。今回の対談では、久しぶりにたくさんの話をさせて頂き、また、気付きをたくさんいただきました。

その中で１つ印象に残った言葉がありました。「事故防止の秘訣は？」という私の質問に対して、川北社長の答えはこういう言葉でした。「人への気遣いと気配りが出来るかどうか」。

この質問に対して、このような答えはなかなか聞かなかったので、非常に新鮮だったのですが、よく考えてみると言われる通りです。

人に対する気配りができる方は、運転者としても周りに気配りができる方。しかも、その気配りができる前提として他者（車）への観察力が必要となります。つまり、周りをよく見て、さらにその変化に気付けるかどうか？ということです。

川北社長はさらに、「人間力を上げると交通事故も減少する」とも言われていました。カワキタエクスプレス様は、運転者の年齢が比較的若いのですが、交通事故も非常に少ない運送会社です。この対談の中には、そんなヒントがたくさんありました。対談の様子は、私のＹｏｕＴｕｂｅにもアップしましたので、ぜひ皆さん、参考にしてください。