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    「機能性下着」着用であたたか素材で冬の現場作業も快適

    2008年11月27日

     
     
     

     屋外作業の多いドライバーや、暖房のない倉庫で働くスタッフにとって、寒さが身にしみる季節となってきた。しかしここ数年、アパレルメーカー各社は「あたたかい素材」を使った製品開発に注力しており、厳しい冬の現場作業を支援する製品が相次いでリリースされている。


     冬の三つの不快感「寒さ」「重さ」「蒸れ」。このうち、これまでの発熱衣料ではカバーしきれなかった「蒸れ」を重点的に解消するために生まれたのが、グンゼの「ホットマジック」だ。
     これは、身体から出る湿気を吸湿して発熱する特殊な繊維「サーモギア」を使用した素材で、高い発熱性能を持つ。また、衣服内の湿度が高くなると表面の網目が開き、湿気や熱気を外部に放出。これにより衣服内の湿度をコントロールし、蒸れにくく、快適な着心地を保つという。
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    蒸れにくく、快適な着心地を保持する「ホットマジック」
     同社コーポレートコミュニケーション部広報IR室の前川真由美氏は、「『薄い』『軽い』『暖かい』は、冬用インナーにとって、すでに『備えていて当然』の要素」とし、「冬でも作業すれば汗をかき、衣服内は蒸れてしまう。この現象を解消することで、さらなる快適さを提供する」と、同素材の開発経緯を説明する。
     「ホットマジック」は02年の秋冬に登場し、「ウォームビズ」の普及もあって販売枚数は順調に推移。今年度は、05年度比で約2倍の売り上げを見込んでいる。男性用インナーのシリーズ「ボディワイルド」に採用されており、ラインナップにはTシャツ(クルーネック、Vネック)、ロングスリーブシャツ、ハーフタイツ、タイツがある。「薄手で、アウターに響かない」点も高評価の要因だという。前川氏は、「機能面を重視される方に、ぜひ一度お試しいただきたい」と語る。
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    グンゼ広報の前川氏
     一方、スポーツ用品メーカーのミズノも、吸湿発熱素材に注力。「ブレスサーモ」は、スキーウェア、アウトドア用アンダーウェアと、同社が本業とするスポーツ分野に活用されてきた素材で、03年から一般向けインナーにも採用されている。
     人体から発生する水分を摩擦させることで、熱が発生。羽毛やウールなどの天然素材に比べ、約3倍(原綿)の発熱量を誇り、およそプラス二度の保温効果が得られるという。
     同時に吸湿性能も持たせることで、常にドライな着心地を確保。原糸には消臭・抗菌防臭性能も備わっており、衣服を中性に保つphコントロール機能もあり、「肌に優しい」つくりになっているという。
     シャツ、タイツのほか、トランクスやソックスもそろえる。ビジネスシーンだけでなく、スポーツやアウトドアでの活用も想定している。
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    豊富なラインナップの「ブレスサーモ」製品
     これからの季節を少しでも快適に乗り切るべく、最も肌に近い「下着」から見直してみるのはいかがだろうか。
     ▼グンゼ=http://www.gunze.co.jp/
     ▼ミズノ=http://www.mizuno.co.jp/

     
     
     
     
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