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運送会社
岐阜梱包 堀部友里社長 逆境下に社員の「成長感じる」
2020年6月30日
【岐阜】コロナ禍による混乱を受けて、世間が経済活動の縮小や在宅勤務などの対応に追われる昨今。社会全体を覆う不安や沈滞ムードのなか、笑顔の大切さを日頃から訴えてきた岐阜梱包(揖斐郡大野町)の堀部友里社長は、「こんな時だからこそ、やれることがある」との思いのもと、独自の取り組みを進めている。
マスクの支給、足ペダル式の消毒液、行動の自粛要請などを通し、感染予防に力を注いでいる同社。「もともと、マスクは好きではなかった」と語る堀部社長の顔にも、花柄模様が特徴的なマスクが着用され、その存在感を主張する。
「せっかくなので、かわいいマスクを選んだ」と笑顔を見せる堀部社長は、コロナによる影響が広がるなかでの社内の状況に触れ、「(ウイルスという)共通の敵みたいなものができたことで、一体感が増したように思える」と、一連の騒動のなかで生じた従業員らの変化に言及。感染症予防への意識が高まっていくなかで、以前にはなかった従業員同士による注意喚起も見られるようになったと語り、「成長を感じる」と、逆境下における自社スタッフの頼もしい姿勢を歓迎した。
また、コロナによってもたらされることとなった時間的な余裕にも前向きに捉え、「社内教育を進める良い機会」との考えを明かし、一方で不安を抱えた従業員らに対しては、「なんとしても、あなたたちの雇用は守る」と経営トップとしての覚悟を示している堀部社長。普段から大切にしてきたあいさつの際には、ソーシャルディスタンスを意識して従業員との物理的な距離を取りながら、いつもより大きな声を、社内で明るく響かせているという。
◎関連リンク→ 岐阜梱包株式会社
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