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運送会社
旭運輸 ゴディバから届いた贈り物、感謝の手紙とチョコレート
2020年9月11日
高級チョコレートで有名なベルギーのチョコレートメーカーである「GODIVA」から、千葉県松戸市にある運送会社に、感謝の手紙が添えられたチョコレートのセットが届いた。突然の贈り物に最初は驚いたという同社社長だったが、手紙の内容やゴディバの取り組み、そして、何より同社が選ばれたその経緯に深く感銘を受けたという。
「GODIVA」から従業員数を超えるチョコレートのセットが届いたのは、旭運輸(中村浩社長)。
中村社長によると、事前にゴディバからチョコレートを贈るという連絡があったというが、半信半疑であまり本気にはしていなかったという。
しかし、届けると連絡があった日に、その言葉通りにチョコが同社に届けられた。
驚いた同社長はチョコに添えられた手紙を見て、なぜ、同社にチョコが届けられたのかを理解した。
手紙には、ゴディバジャパン社長のジェローム・シュシャン氏の名前で、「物流、配送に携わる皆様へ」という題で、コロナ禍での困難な環境下における、配送業者や配達員の負担をねぎらう文面が並んでいる。
ゴディバでは、医療従事者や物流事業者など、エッセンシャルワーカーといわれる人たちに、チョコレートを届けるというキャンペーンを行っており、同社がその対象に選ばれたのだ。ゴディバのこうした贈り物に、「中々できないことで大変うれしい」と感謝の言葉を口にする同社長だが、今回の件では、それ以上にうれしいことがあった。
同社は、ゴディバのチョコレートを運んでいなければ、携わったこともない。いわばまったく、ゴディバとは接点がない。それにも関わらず、ゴディバからチョコレートが贈られてきたのだ。
同社長は、「その理由が本当にうれしかった」というが、その理由とは、誰かがゴディバに同社のことを推薦してくれたということだった。
推薦者が誰かはわからないとのことで不明だが、「推薦していただけたこと、そして日ごろからまじめにしっかりと仕事をしていれば、こういう良い出来事にもめぐり合うということを、身をもって知った」と同社長は話している。
チョコレートは、届いたその日に、従業員とその家族にも配られたそうだが、ドライバーが仕事に誇りを持てる、そんなゴディバの取り組みに、「大変ありがたいこと」だと、同社長は最後まで感謝の言葉を口にしていた。
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