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運送会社
アイエムショット 油片社長「ウチならではの仕事を」
2021年1月15日
「働けば働くほど、社会に貢献できる」。迷いのない口調でそう明言するのはアイエムショット(石川県小松市)の油片賢吉社長。社長は柔軟な発想と行動力で自社を牽引する一方、県ト協(久安常信会長、久安重機運輸)では青年部会(山本外志男部会長、みなと梱包運送)に在籍し、地元大学で実施された人材育成プロジェクトにも参加するなど、精力的な活動をすすめている。
昭和47年に歴史の端を発する同社では「あらゆる素材に命を吹き込み、新たな喜びを創造する」という理念のもと、劣化や腐食の進んだ鉄鋼素材を蘇らせる「ショットブラスト」という表面加工技術を用いた事業を展開。そのひとつであるショットマンの手作業によるサービスは「ウチならではの仕事がしたい」と考える社長の熱意が込められたもので、冒頭にある言葉のとおり社会貢献へ直結する仕事として取り組まれている。
また素材加工と併せて輸送サービスを備えているのも同社の大きな強みで、特殊な荷物を運ぶための専門知識を携えた経験豊富なドライバーは、顧客にとって頼れる存在。「加工と輸送がセットになっているからこそ使ってくれている取引先もある」と社長はその効果に触れ、「プロの仕事」を提供できる自社の体制に自信をのぞかせる。
そんな同社にとって欠かせない輸送を取り巻く物流業界に対しては、地位向上とともに意識を変えていくことの必要性に言及する油片社長。競争の激化や淘汰が予想される今後に向けては、「独自性と、創造力が求められる」との見解を示しており、自社サービスと社会ニーズが交わる先にある前向きな未来を、これからも模索していく構えだ。
◎関連リンク→ 株式会社アイエムショット
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