-
運送会社
大日運輸 大型乾燥炉を導入、顧客満足度の向上へ
2021年6月4日
【大阪】「先日、荷主の安全大会に参加して、より安全意識が強まった。幸い大きな事故は起きていないが、事故は忘れた頃にやってくる。特にウチは加工業務もあるので、安全には徹底して取り組まないといけない」と語るのは、大日運輸(門真市)の石井肇社長。
今春、新卒として新たに5人が入社するなど若い人材が増えてきた同社にあって、「若い子は経験が少ないので、きっちり教えてあげないといけない。何より安全が一番大切で、しっかりとした会社にこそ、よい人材も入ってきてくれる」と言い、「社内の整理整頓や5Sの徹底など、新たに社員を迎えるにあたって、さらに推進していきたい」と力強く語る。
建材メーカーから建設現場に届けられる外壁材や断熱材、木材などを運ぶだけでなく、倉庫機能(保管・仕分け・出荷)、切断加工(現場に合わせた特注加工)などを行い、建設作業の省力化を提案して幅広い支持を集めている同社はこのほど、塗装した部材を乾かすための大型乾燥炉を新たに導入した。これまではストーブで乾かしていたが、大幅に作業時間の短縮や効率化につながったという。
「ラストワンマイルの中で付加価値をつけることで、お客様に喜んでいただける」と石井社長。「切ったり塗ったり、お客様がこれまで現場でやっていた加工などの仕事を当社が代行すると、お客様の利便性が高まる。そこに活路があり、『こういうことはできますか?』など、色々な相談やお声がけを頂けるようにもなってきた。大手と違って、細かな依頼にも対応できるのがウチの強みである」と言い切る。
「この春に新人も入ってきたので、さらに安全第一で高みを目指していきたい」と、社員一丸となって邁進していく考えだ。
◎関連リンク→ 大日運輸株式会社
関連記事
-
-
-
-
「運送会社」の 月別記事一覧
-
「運送会社」の新着記事
-
物流メルマガ